いきなりですが、下の図を見てください。
意味深なカラーの円ですね。
黄色の円の大きさ、どちらが大きく見えますか?
あるあるの展開ですが、黄色の円のサイズは同じです。
多くの方が、右側の円の方が大きいと錯覚されたのではないでしょうか。
Ebbinghaus illusionと呼ばれる錯視の一種だそうです。
ところが、幼い子供の殆どは、この錯覚(錯視)に陥らないそうです。
周囲の環境や文脈に左右されずに、本質だけを見抜くのでしょうね。
或いは、本質にしか目が行かない、のかもしれません。
大人になって、経験も、能力も、(一部のヒトにとっては)権力も、増えた筈なのに。
それが故に陥る、落とし穴ってあるものですね。
こんな身近な一例も、示唆に富むものです。
爪や牙、刃を磨くならば。
それに相応しい鞘を。知性を。品性を。
一人の社会人として、「健全なる社会が、末代まで続きますように」と祈っています。