子供のままでいるのも、悪くない

2022.03.22 更新

いきなりですが、下の図を見てください。

意味深なカラーの円ですね。

黄色の円の大きさ、どちらが大きく見えますか?

 

 

あるあるの展開ですが、黄色の円のサイズは同じです。

多くの方が、右側の円の方が大きいと錯覚されたのではないでしょうか。

Ebbinghaus illusionと呼ばれる錯視の一種だそうです。

 

ところが、幼い子供の殆どは、この錯覚(錯視)に陥らないそうです。

周囲の環境や文脈に左右されずに、本質だけを見抜くのでしょうね。

或いは、本質にしか目が行かない、のかもしれません。

 

大人になって、経験も、能力も、(一部のヒトにとっては)権力も、増えた筈なのに。

それが故に陥る、落とし穴ってあるものですね。

こんな身近な一例も、示唆に富むものです。

 

爪や牙、刃を磨くならば。

それに相応しい鞘を。知性を。品性を。

一人の社会人として、「健全なる社会が、末代まで続きますように」と祈っています。