未来の医療には夢がある

2021.02.09 更新

こんにちは。
銀座アイグラッドクリニック 院長の乾です。

今回は美容ではなく、最先端医療についての情報提供です。
先日AMED(日本医療研究開発機構)のシンポジウムがありました。
主に再生医療、遺伝子医療に関する最新の内容だったのですが、、、

「キメラ作成技術が移植臓器不足を解決する」というテーマが面白かったです。
一例として。
遺伝子操作(ノックアウトと言います)をして心臓を作れないブタに、ヒトの心臓の遺伝子を組み込みます。
すると、生後1年程度で、ヒトサイズの心臓が出来上がります。
このヒト/ブタのキメラ動物の臓器を活用すると、心臓移植の待機患者さんが無くなることを防げるのでは、という内容でした。
(※DNAは混ざっていません。ブタの胚盤胞と、ヒトの細胞が共存しているイメージです。)

これら、再生医療のiPS細胞に関する研究や、遺伝子操作など、医療の叡智の結晶ですね。
こうした中の一部が、美容医療にも応用されています。

閑話休題でした。