看護学生に講義

2020.12.22 更新

こんにちは。
銀座アイグラッドクリニック 院長の乾です。

クリスマス直前。銀座の街は変わらず華やかです。
さて、今回は看護学生向けの講義について。

私はもともと東大卒、東大医局の胸部外科医でした。
かつての職場併設の看護学校に、外部講師として呼吸器領域(肺癌や気胸など)の講義をしてきました。
退職後も招聘されるのは異例のことで、学生からの評判が良いそうです。

学生には、
・職業訓練学校の認識はありますか?
・看護『師』の師業と、弁護士の士業の違いは分かりますか?
など、看護師が学ぶことの根源的な意味を先ず問いかけます。
これが、響く。響く。
最初こそ「変な医者が来た」と思われますが、講義終了後には「面白かった」の声が。
一方的に講義するのではなく、授業中に質問して、対話して、興味を引き出して。
講義をして冥利に尽きる瞬間です。

『顧客中心主義』の原型がここにあります。
講義中、顧客は看護学生。
クリニックの診療中、顧客は皆様。
一貫性のある人間性を貫きたいものです。