美容難民を救う③~解剖学(なに)と生理学(どのように)~

2021.08.10 更新

今回は『美容難民を救う』投稿③です。

カウンセリング時に、皆さまに意識して欲しい質問があります。

『その施術は「なに」に働き掛けて、「どのように」効くのか?』
医学における解剖学(=なに)と生理学(どのように)に対応した質問です。

例えば、「小顔になりたい」という悩みに対して。
解剖学的に、ホホ周りは、骨、筋肉、皮下組織(脂肪)、皮膚に分かれます。
すると、「量を減らす」対象は、筋肉と皮下組織(脂肪)の二択です。
(骨を削るのは割愛。)

筋肉の量を減らすのならば、ボトックスが最適です。
HIFUや、DMAEの注入では筋肉を収縮させることは出来ても、量を減らすことは出来ません。

脂肪を減らすのならば、脂肪溶解注射や脂肪吸引手術でしょう。

『その施術は「なに」に働き掛けて、「どのように」効くのか?』
カウンセリングを受ける際の参考にして下さい。