GWあけて~読書紹介「Life Span 老いなき世界」~

2021.05.06 更新

年末年始以来の連休でした。
久方ぶりの纏まった時間、巣籠り読書をしていました。
連休などの際に読んだ本を、次の連休の際に振り返り読書する習慣があります。
とても充実した時間でした。

さて、今回は東洋経済GW号で特集された
・LIFE SPAN~老いなき世界~
を紹介します。

「老化」とは疾患であって、治療の対象になるものなのでは?
という強烈な問題提起です。
従来の医療は、老化の結果引き起こされる、心臓の病気や、骨粗しょう症などを治療対象にしてきました。
しかしながら、より本質的な解決を求めるなら、根本である「老化=各種病気になりやすい状態への進行」にアプローチしようという発想です。
「がん」そのものを治療するのに加えて、「がんになりにくい体質」を目指すアプローチと似ていますね。

老化に対抗する概念として「若化」という概念も出てきています。
長寿遺伝子などの活性化で、本当に実現するかもしれませんね。