TAQ検査とは

TAQ検査とは

唾液から各種のmRNA(メッセンジャーアールエヌエー)を測定して、身体の健康状態を検査する、次世代型の非侵襲的検査手法の一種です。

・がんに関連する指標:がんの“超”早期発見に

・免疫に関連する指標:免疫力を確認して各種疾患の予防に

・アンチエイジングに関連する指標:サプリメントや生活習慣の評価に

の3種類を同時に、身体への負担なく調べることが出来ます。

従来の検査との比較

RNAを計測する検査は、通常の健康診断や人間ドッグ、総合病院での血液検査よりも以下の点で優れています。

・早期発見が可能:がんや感染症などの病気の早期発見に役立ちます。血液中の微小RNAを検出するため、がん細胞やウイルスがまだ免疫系に見つかっていない段階でも、病気の存在を検出することができます。

・精度が高い:通常の採血検査に比べて、より高い精度で検査結果を提供することができます。微小RNA分子の量を正確に測定するため、検出できる微量なRNAも増加するため、精度が向上します。

・非侵襲的:採血に比べて非侵襲的です。RNA検査には、通常、採血よりも少量の血液サンプルが必要であり、採血に関連する痛みや不快感が少ないため、より簡単で快適な検査が可能です。

・高速である:通常の採血検査に比べて、より迅速に結果を提供することができます。RNA検査は、自動化されたプロセスを使用して行われるため、通常の採血検査よりも時間がかかりません。

・副作用が少ない:採血によって引き起こされる可能性のある副作用が少なく、安全性が高いと考えられています。通常の採血検査よりも低いリスクで行うことができます。

がんの状態への活用

・hTERT:がん細胞の活性化の指標。テロメアを延長するテロメア合成酵素(テロメレース)の活性を測定します。

・Ki67:細胞骨格の構築活性化の指標。正常細胞の活性化でも上昇します。

・p53:がん抑制遺伝子の代表格。がん細胞に対抗する力を測定します。

・VEGF:がん細胞が活性化すると上昇します。血管新生を反映したものです。

免疫の状態への活用

・免疫関連mRNA:十数種類のmRNAの上昇パターンから、現在の免疫状態を判断します。他の各種検査を合わせて、がんや感染症、膠原病などの病勢を評価します。

アンチエイジングへの活用

・Sirt1:サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)の活性度合いを計測

こんな方にお勧め

TAQ検査は、がんの状態、免疫の状態、アンチエイジングの状態を、従来の検査よりも、より早く、より正確に、より侵襲が少なく、繰り返し検査することが可能です。

食事や運動、睡眠などの生活習慣に加え、サプリメントや医薬品の服用についても、医学的根拠に基づいて、個々人にとって最適な予防医療、アンチエイジングが叶います。