鏡を見るたびに「フェイスラインがぼやけてきた…」「二重あごが気になる…」と感じていませんか? フェイスラインのたるみは、実年齢よりも老けて見られる原因の一つです。20代をピークに、加齢とともに深刻化する一方ですが、適切な対策を取ることで、たるみの進行を遅らせ改善が期待できます。
この記事では、フェイスラインのたるみの原因や自宅でできる簡単な筋トレ方法・美容医療の選択肢を詳しく説明します。 あなたのたるみのタイプを知り、適切な対策をして若々しい印象を取り戻しましょう。
当院では、たるみ対策に役立つ高濃度ビタミンC美容液の販売や、施術直後からたるみ改善の効果を実感しやすいフレンチショットU225やショートスレッドリフトを取り扱っております。興味のある方は、お気軽に当院へお問い合わせください。
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フェイスラインのたるみの原因| 実年齢より老けて見える理由
フェイスラインのたるみの原因には、主に以下の3つの要因があります。
- 加齢による肌の弾力低下
- 表情筋の衰え
- 生活習慣の乱れ
加齢による肌の弾力低下
お肌のハリを保つために重要な役割を果たしているのが、コラーゲンとエラスチンです。コラーゲンは肌の真皮層に網目状に存在し、弾力を支えます。エラスチンはコラーゲン同士をつなぎ合わせ、肌に柔軟性を与えています。
20代をピークに体内のコラーゲンやエラスチンの量は徐々に減少し、生成する力も弱まっていきます。コラーゲンやエラスチンが減少すると、肌の内部の構造が変化し、弾力を失ってしまいます。重力に負けて皮膚がたるみ、フェイスラインがぼやけてしまいます。
表情筋の衰え
表情筋は、顔の土台となる筋肉です。顔の表情を作るだけでなく、皮膚を支える役割も担っています。表情筋は、加齢やスマホ・パソコンの長時間使用などによって衰えやすく、皮膚をしっかりと支えきれなくなり、たるみが生じます。
生活習慣の乱れ
次のような生活習慣は、フェイスラインのたるみを加速させていきます。
- 猫背:首が前に出て、顔の筋肉を下に引っ張るため、たるみの原因になります。長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで猫背になっている方は注意が必要です。
- 口呼吸:口周りの筋肉が衰え、フェイスラインがぼやけます。
- 紫外線:肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊する原因になります。
- 寝不足:肌のターンオーバー(新陳代謝)を阻害し、肌の老化を促進する原因になります。
- 塩分の摂りすぎ:むくみの原因となり、フェイスラインをぼやけさせる原因になります。
- 偏った食事:肌のハリや弾力を保つために必要な栄養素が不足する原因になります。
フェイスラインのたるみを改善する方法3選|タイプ別の原因と対策を紹介
フェイスラインのたるみは、原因によって対処法が異なります。フェイスラインのたるみを大きく3つのタイプに分けているため、原因と対策を詳しく見ていきましょう。
タイプ1:むくみによるたるみ
顔は身体の中でもむくみが現れやすい部位です。顔の皮膚は薄く、皮下組織が柔らかいため、水分が溜まりやすいからです。顔にむくみが起こると、フェイスラインがぼやけてしまい、たるんだ印象を与えます。
むくみによるたるみの主な原因は以下のとおりです。
- 塩分の摂りすぎ
- 水分摂取量の不足
- 睡眠不足
- 冷え性
むくみ改善のポイントは以下のとおりです。
- 塩分を控えた食事を心がける
- 水分をこまめに摂取する
- 7~8時間を目安に、質の高い睡眠を心がける
- 湯船に浸かる
- 軽い運動をする
- マッサージやストレッチで血行を促進する
タイプ2:脂肪によるたるみ
体重の増加は、顔にも脂肪がつきやすく、フェイスラインがぼやける原因の一つです。あごの下や頬に脂肪がつくと、二重あごになったり、顔が大きく見えたりします。脂肪増加の原因は、食生活の乱れや運動不足です。脂肪を減少させる方法は以下のとおりです。
- 野菜やタンパク質、炭水化物のバランスを意識した食事を心がける
- 揚げ物や甘いものを控える
- 規則正しい食生活を送り、食べすぎない
- 適度な運動をする(有酸素運動と無酸素運動を組み合わせる)
タイプ3:皮膚のたるみ
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった、肌のハリや弾力を保つために重要な成分が減少することで、肌は重力に負けてたるみが生じます。皮膚のたるみの主な原因は以下のとおりです。
- 加齢(老化現象)
- 紫外線
- 乾燥
加齢による皮膚のたるみは、自然な老化現象の一つです。紫外線や乾燥などの外的要因も、コラーゲンやエラスチンの減少を加速させる原因です。長年紫外線を浴び続けることで、肌の奥深くにある真皮層がダメージを受け、コラーゲンやエラスチンの生成が阻害されます。
乾燥した状態が続くと、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなるため、たるみが進行しやすくなります。皮膚のたるみ改善のポイントは以下のとおりです。
- 化粧水や乳液、クリームなどを使い、肌に潤いを与える
- 日焼け止めを毎日塗り、帽子や日傘を使う
- コラーゲンの生成を助けるビタミンCなどを食事で積極的に摂取する
- 肌のターンオーバーを促すために、7時間以上の睡眠を心がける
目の下のたるみが気になる方は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>目の下のたるみを取りたい!原因や治療法、自力でできる対策も紹介
日常生活で実践できるたるみ予防の習慣
毎日の生活習慣を少し見直すだけで、たるみの進行を遅らせ、若々しい印象を保つことが可能になります。今日から始められるたるみ予防の習慣を、以下の項目について具体的な方法と医学的な根拠を交えながら解説します。
- 正しい姿勢とスマホの使い方
- 食生活と水分摂取の見直し
- 睡眠の質を高める方法
正しい姿勢とスマホの使い方
長時間うつむいた姿勢でのスマホ操作は、フェイスラインのたるみに直結する危険な習慣です。うつむく姿勢を続けると、首の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こします。
首から顔への血流が滞ると、肌細胞への酸素や栄養の供給が不足し、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成に影響を与える可能性があります。結果として、肌のハリが失われ、たるみが進行してしまうのです。うつむいた姿勢は、重力によって顔の皮膚が下へ引っ張られるため、物理的にもたるみを悪化させます。
対策としては、スマホを使う際は画面を目の高さまで持ち上げ、顎を引くように意識することが重要です。猫背にならないよう、背筋を伸ばすことも大切です。
1時間に1回程度は休憩を挟み、首を回したり、肩甲骨を動かしたりするストレッチを行いましょう。筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、たるみ予防につながります。
食生活と水分摂取の見直し
食生活は肌の健康にも大きく影響します。偏った食生活は、肌の老化を加速させ、たるみを促進する原因となります。特に、糖質や脂質の過剰摂取は要注意です。過剰に摂取すると、体内で糖化反応が起こり、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが影響を受ける可能性があります。
反対に、タンパク質、ビタミン、ミネラルは、美肌作りに役立つ栄養素です。タンパク質はコラーゲンやエラスチンの材料となり、ビタミンCはコラーゲンの生成に関与しています。ビタミンAは肌のターンオーバーを正常化し、亜鉛は肌の再生を助けます。栄養素をバランス良く摂取することで、肌のハリと弾力を維持し、たるみの予防が期待できます。
具体的な食品としては、以下のとおりです。毎日の食事で意識的に取り入れるようにしましょう。
- タンパク質:肉、魚、卵、大豆製品
- ビタミンC:果物や野菜
- ビタミンA:緑黄色野菜やレバー
- 亜鉛:貝類やナッツ類
水分不足も肌の乾燥を招き、たるみの原因となります。肌の水分量が低下すると、肌の弾力が失われ、たるみやすくなります。1日に1.5~2リットル程度の水分をこまめに摂取する習慣を身につけましょう。
睡眠の質を高める方法
睡眠は、単に体を休めるためだけでなく、肌の再生にとって非常に重要な時間です。成長ホルモンは、睡眠中に活発に分泌され、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンやエラスチンの生成に関与します。
質の良い睡眠は、肌のハリと弾力を維持し、たるみを予防するために大切です。睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が低下し、肌のターンオーバーが乱れ、たるみやシワなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。
質の良い睡眠をとるためには、規則正しい生活リズムを維持することが重要です。毎日同じ時間に寝起きし、睡眠時間を7時間程度確保するように心がけましょう。寝る直前にカフェインを摂取したり、パソコンやスマホを長時間操作したりすることは、睡眠の質を低下させるため、避けましょう。
寝る前にリラックスする時間を作ることも大切です。ぬるめのお風呂に入ったり、アロマを焚いたり、好きな音楽を聴いたりするなど、自分に合った方法でリラックスしましょう。
寝室の環境を整えることも重要です。部屋を暗く静かに保ち、快適な温度に設定することで、より深い睡眠を得ることができます。
たるみを改善|効果的な筋トレ方法3選
フェイスラインのたるみを改善するために、自宅で簡単にできる効果的な筋トレ方法は以下の3つです。
- 舌回し体操
- あいうえお体操
- 首ストレッチ
顔の筋肉を鍛えることで、肌を支える力を取り戻し、たるみを改善しましょう。
舌回し体操
口を閉じたまま、舌を歯茎に沿って大きく回します。右回り、左回りそれぞれ10回ずつ行いましょう。舌の筋肉を鍛えることで、顔全体の筋肉を刺激し、血行促進効果も期待できます。
あいうえお体操
「あ」「い」「う」「え」「お」と口を大きく動かします。それぞれの言葉をはっきり発音するように意識しましょう。口周りの筋肉を大きく動かすことで、表情筋を鍛え、たるみを予防・改善が期待できます。
首ストレッチ
首をゆっくりと左右に倒したり、後ろに反らしたりします。首や肩の筋肉を伸ばすことで、血行促進効果も期待できます。首や肩の凝りも、顔のたるみにつながるので、こまめなストレッチで筋肉をほぐすことが大切です。
毎日継続して行うことが大切です。隙間時間にも簡単にできるので、ぜひ習慣に取り入れてみてください。
専門家がおすすめする美容医療
セルフケアでなかなか改善しないフェイスラインのたるみは、 医療の力を借りることで、効果を実感しやすくなります。メスを使わない治療法もあるので、自分に合った方法を探してみましょう。
美容医療の効果
美容医療の魅力は、効果が実感しやすい点です。たるみ治療で使われる主な施術には、以下があります。
施術名 | メカニズム | 効果 | 施術時間 | ダウンタイムの目安 | 費用相場 |
フレンチショットU225 | 皮膚の最適層に有効成分を極細の注射器で均一に注入し、肌の再生を促す | ・肌のハリや弾力の改善、たるみ予防効果が期待できる
・若々しい印象を目指せる |
30分~1時間 | 数日程度 | 4〜30万円 |
ショートスレッドリフト | 極細の溶ける糸(ショートスレッド)を多数皮下に挿入し、コラーゲン生成を促進。肌を内側から引き締める | ・ナチュラルな引き締め・リフトアップ効果が期待できる
・肌質改善や毛穴の引き締め効果も期待できる |
30分~1時間 | 1~2週間 | 5〜7万円 |
ハイフ(HIFU) | 高密度焦点式超音波で、肌の深層に熱エネルギーを与え、コラーゲンの生成を促進 | ・肌の奥から引き締め効果あり
・ダウンタイムが短い |
30分~1時間 | 5~20万円 | 5~20万円 |
ボトックス注射 | 表情筋の動きを抑制するボトックスを注入し、筋肉の緊張を和らげる | エラ張りやシワの改善にも効果的 | 5~10分 | ほとんどなし | 3~10万円 |
いずれの施術も効果が高く、多くの方に選ばれている治療法ですが、効果やリスク、費用などはそれぞれ異なります。施術を受ける前に、医師としっかりと相談し、ご自身の希望や症状に合った治療法を選択しましょう。
当院では、フレンチショットU225やショートスレッドリフトを導入しています。「たるみをケアして、もっと自信を持ちたい」「短時間でスッキリとしたフェイスラインを手に入れたい」、そんな方にこそ、体験していただきたい施術です。
より詳しい施術方法については以下の記事をご覧いただくか、お気軽にご相談ください。
>>銀座アイグラッドのフレンチショットU225について
>>銀座アイグラッドのショートスレッドについて
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クリニックを探すコツ
美容医療を受けるにあたって、クリニック選びのコツは以下の3つです。
- 専門医のいるクリニックを選ぶ
- カウンセリングを重視する
- 口コミや評判も参考にする
日本美容外科学会や日本形成外科学会の専門医資格を持つ医師は、解剖学や美容医療に関する深い知識と技術を持っています。安心して治療を受けられるよう、医師の経歴や症例写真などを参考にしましょう。クリニックによって、治療方針や料金設定が異なります。
カウンセリングでは、自分の希望や不安なことを伝え、納得いくまで相談しましょう。実際にクリニックで治療を受けた方の口コミは、クリニック選びの参考になります。ただし、口コミはあくまでも個人の感想なので、参考程度にとどめましょう。
フェイスラインのたるみ改善に関するよくある質問
フェイスラインのたるみに関するよくある質問に回答します。たるみの原因や改善策、治療法などについてより深く理解し、自分に合った方法を見つけるためのご参考にしてください。
- フェイスラインのたるみはいつから始まりますか?
- 自宅ケアだけでたるみは改善しますか?
- 治療効果はどのくらい持続しますか?
フェイスラインのたるみはいつから始まりますか?
フェイスラインのたるみが始まる時期は、個人差が大きく、実は「いつから」と明確に線引きすることは難しいです。
しかし、多くの場合、20代後半から変化の兆候が現れ始め、30代、40代と進むにつれて、たるみが顕著になってくる方が多いです。肌の土台となるコラーゲンやエラスチンの産生が徐々に減少していくことが影響している可能性があります。たるみの原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合って起こります。
若い頃は表情筋がしっかりとしていて、肌の弾力も十分にあるため、多少の皮下脂肪の減少があっても、たるみは目立ちません。しかし、年齢を重ねるにつれて、少しずつ変化していくことで、たるみが顕著になってくる可能性があります。
20代でたるみが気になる方は、紫外線対策や保湿ケアなどのスキンケアを徹底し、生活習慣にも気を配りましょう。30代以降の方は、スキンケアに加えて、表情筋トレーニングや美容医療も検討も選択肢の一つとなる場合があります。
自宅ケアだけでたるみは改善しますか?
自宅ケアだけでたるみを改善できるかどうかは、たるみの程度や原因によって異なります。軽度のたるみや、むくみが原因でフェイスラインがぼやけている場合は、自宅ケアである程度の改善効果が期待できます。
しかし、加齢による肌の弾力の低下や、脂肪の過剰な蓄積、皮膚のたるみが顕著な場合は、自宅ケアだけでは十分な効果が得られない可能性があります。
自宅ケアでは不十分な場合、美容医療を検討してみるのも一つの方法です。美容医療にはさまざまな治療法があり、たるみの原因に直接アプローチすることでより効果的な改善が期待できます。
美容医療の治療効果はどのくらい持続しますか?
美容医療によるフェイスラインのたるみ治療の効果持続期間は、治療の種類や個々の状態、生活習慣によって大きく異なります。そのため、一概に「何か月」あるいは「何年」と断言することはできません。
糸によるリフトアップ治療は、使用される糸の種類にもよりますが、1年から数年効果が持続する場合もあります。糸が吸収されるまでの期間や、コラーゲン生成促進効果の持続時間によって、効果の持続期間は変化します。
外科手術によるリフトアップは、他の治療法と比較して、より長期的な効果が期待できますが、ダウンタイムや費用も大きくなります。
どの治療法を選択するかは、患者の皆さまのたるみの状態やご希望、ライフスタイルなどを考慮して決定されます。治療効果をより長く持続させるためには、治療後の適切なケアも重要です。医師の指示に従ってアフターケアをきちんと行い、日頃からたるみを予防する生活習慣を心掛けることで、治療効果を最大限に引き出し、より長く維持することができるでしょう。
まとめ
フェイスラインのたるみは、加齢による肌の弾力低下や表情筋の衰え、生活習慣の乱れが主な原因です。たるみを改善するには、原因に合わせた対策が必要となります。
- むくみタイプ:塩分・水分摂取の調整や十分な睡眠、冷え対策
- 脂肪タイプ:食生活の見直しと適度な運動
- 皮膚タイプ:保湿ケアや紫外線対策、バランスの良い食事や質の高い睡眠
顔の筋トレや生活習慣の改善も効果的です。セルフケアで改善しない場合は、美容医療も効果的です。美容医療の選択肢として、以下のようなものがあります。
- フレンチショットU225
- ショートスレッドリフト
- ハイフ(HIFU)
- ボトックス注射
当院では、フレンチショットU225やショートスレッドリフトなどをご用意しています。「自然美の追求」をコンセプトに、本来ご自身が持っている潜在的な機能や美しさを最大限に引き出せる治療法をご提案します。適切な対策と治療で、若々しい印象を取り戻しましょう。
頬のたるみやフェイスラインのたるみが気になる方は以下の記事もぜひチェックしてみてください。
>>フェイスラインのたるみの治し方とは?今すぐできる筋トレや美容医療も解説
>>頬のたるみに効果的な方法は?たるむ原因や即効性のある筋トレを紹介
>>顔のたるみが治った方法とは?即効性がある方法や意外な習慣も解説
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鏡を見るたびに「フェイスラインがぼやけてきた…」「二重あごが気になる…」と感じていませんか? フェイスラインのたるみは、実年齢よりも老けて見られる原因の一つです。20代をピークに、加齢とともに深刻化する一方ですが、適切な対策を取ることで、たるみの進行を遅らせ改善が期待できます。
この記事では、フェイスラインのたるみの原因や自宅でできる簡単な筋トレ方法・美容医療の選択肢を詳しく説明します。 あなたのたるみのタイプを知り、適切な対策をして若々しい印象を取り戻しましょう。
当院では、たるみ対策に役立つ高濃度ビタミンC美容液の販売や、施術直後からたるみ改善の効果を実感しやすいフレンチショットU225やショートスレッドリフトを取り扱っております。興味のある方は、お気軽に当院へお問い合わせください。
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フェイスラインのたるみの原因| 実年齢より老けて見える理由
フェイスラインのたるみの原因には、主に以下の3つの要因があります。
- 加齢による肌の弾力低下
- 表情筋の衰え
- 生活習慣の乱れ
加齢による肌の弾力低下
お肌のハリを保つために重要な役割を果たしているのが、コラーゲンとエラスチンです。コラーゲンは肌の真皮層に網目状に存在し、弾力を支えます。エラスチンはコラーゲン同士をつなぎ合わせ、肌に柔軟性を与えています。
20代をピークに体内のコラーゲンやエラスチンの量は徐々に減少し、生成する力も弱まっていきます。コラーゲンやエラスチンが減少すると、肌の内部の構造が変化し、弾力を失ってしまいます。重力に負けて皮膚がたるみ、フェイスラインがぼやけてしまいます。
表情筋の衰え
表情筋は、顔の土台となる筋肉です。顔の表情を作るだけでなく、皮膚を支える役割も担っています。表情筋は、加齢やスマホ・パソコンの長時間使用などによって衰えやすく、皮膚をしっかりと支えきれなくなり、たるみが生じます。
生活習慣の乱れ
次のような生活習慣は、フェイスラインのたるみを加速させていきます。
- 猫背:首が前に出て、顔の筋肉を下に引っ張るため、たるみの原因になります。長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで猫背になっている方は注意が必要です。
- 口呼吸:口周りの筋肉が衰え、フェイスラインがぼやけます。
- 紫外線:肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊する原因になります。
- 寝不足:肌のターンオーバー(新陳代謝)を阻害し、肌の老化を促進する原因になります。
- 塩分の摂りすぎ:むくみの原因となり、フェイスラインをぼやけさせる原因になります。
- 偏った食事:肌のハリや弾力を保つために必要な栄養素が不足する原因になります。
フェイスラインのたるみを改善する方法3選|タイプ別の原因と対策を紹介
フェイスラインのたるみは、原因によって対処法が異なります。フェイスラインのたるみを大きく3つのタイプに分けているため、原因と対策を詳しく見ていきましょう。
タイプ1:むくみによるたるみ
顔は身体の中でもむくみが現れやすい部位です。顔の皮膚は薄く、皮下組織が柔らかいため、水分が溜まりやすいからです。顔にむくみが起こると、フェイスラインがぼやけてしまい、たるんだ印象を与えます。
むくみによるたるみの主な原因は以下のとおりです。
- 塩分の摂りすぎ
- 水分摂取量の不足
- 睡眠不足
- 冷え性
むくみ改善のポイントは以下のとおりです。
- 塩分を控えた食事を心がける
- 水分をこまめに摂取する
- 7~8時間を目安に、質の高い睡眠を心がける
- 湯船に浸かる
- 軽い運動をする
- マッサージやストレッチで血行を促進する
タイプ2:脂肪によるたるみ
体重の増加は、顔にも脂肪がつきやすく、フェイスラインがぼやける原因の一つです。あごの下や頬に脂肪がつくと、二重あごになったり、顔が大きく見えたりします。脂肪増加の原因は、食生活の乱れや運動不足です。脂肪を減少させる方法は以下のとおりです。
- 野菜やタンパク質、炭水化物のバランスを意識した食事を心がける
- 揚げ物や甘いものを控える
- 規則正しい食生活を送り、食べすぎない
- 適度な運動をする(有酸素運動と無酸素運動を組み合わせる)
タイプ3:皮膚のたるみ
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった、肌のハリや弾力を保つために重要な成分が減少することで、肌は重力に負けてたるみが生じます。皮膚のたるみの主な原因は以下のとおりです。
- 加齢(老化現象)
- 紫外線
- 乾燥
加齢による皮膚のたるみは、自然な老化現象の一つです。紫外線や乾燥などの外的要因も、コラーゲンやエラスチンの減少を加速させる原因です。長年紫外線を浴び続けることで、肌の奥深くにある真皮層がダメージを受け、コラーゲンやエラスチンの生成が阻害されます。
乾燥した状態が続くと、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなるため、たるみが進行しやすくなります。皮膚のたるみ改善のポイントは以下のとおりです。
- 化粧水や乳液、クリームなどを使い、肌に潤いを与える
- 日焼け止めを毎日塗り、帽子や日傘を使う
- コラーゲンの生成を助けるビタミンCなどを食事で積極的に摂取する
- 肌のターンオーバーを促すために、7時間以上の睡眠を心がける
目の下のたるみが気になる方は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
>>目の下のたるみを取りたい!原因や治療法、自力でできる対策も紹介
日常生活で実践できるたるみ予防の習慣
毎日の生活習慣を少し見直すだけで、たるみの進行を遅らせ、若々しい印象を保つことが可能になります。今日から始められるたるみ予防の習慣を、以下の項目について具体的な方法と医学的な根拠を交えながら解説します。
- 正しい姿勢とスマホの使い方
- 食生活と水分摂取の見直し
- 睡眠の質を高める方法
正しい姿勢とスマホの使い方
長時間うつむいた姿勢でのスマホ操作は、フェイスラインのたるみに直結する危険な習慣です。うつむく姿勢を続けると、首の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こします。
首から顔への血流が滞ると、肌細胞への酸素や栄養の供給が不足し、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成に影響を与える可能性があります。結果として、肌のハリが失われ、たるみが進行してしまうのです。うつむいた姿勢は、重力によって顔の皮膚が下へ引っ張られるため、物理的にもたるみを悪化させます。
対策としては、スマホを使う際は画面を目の高さまで持ち上げ、顎を引くように意識することが重要です。猫背にならないよう、背筋を伸ばすことも大切です。
1時間に1回程度は休憩を挟み、首を回したり、肩甲骨を動かしたりするストレッチを行いましょう。筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、たるみ予防につながります。
食生活と水分摂取の見直し
食生活は肌の健康にも大きく影響します。偏った食生活は、肌の老化を加速させ、たるみを促進する原因となります。特に、糖質や脂質の過剰摂取は要注意です。過剰に摂取すると、体内で糖化反応が起こり、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが影響を受ける可能性があります。
反対に、タンパク質、ビタミン、ミネラルは、美肌作りに役立つ栄養素です。タンパク質はコラーゲンやエラスチンの材料となり、ビタミンCはコラーゲンの生成に関与しています。ビタミンAは肌のターンオーバーを正常化し、亜鉛は肌の再生を助けます。栄養素をバランス良く摂取することで、肌のハリと弾力を維持し、たるみの予防が期待できます。
具体的な食品としては、以下のとおりです。毎日の食事で意識的に取り入れるようにしましょう。
- タンパク質:肉、魚、卵、大豆製品
- ビタミンC:果物や野菜
- ビタミンA:緑黄色野菜やレバー
- 亜鉛:貝類やナッツ類
水分不足も肌の乾燥を招き、たるみの原因となります。肌の水分量が低下すると、肌の弾力が失われ、たるみやすくなります。1日に1.5~2リットル程度の水分をこまめに摂取する習慣を身につけましょう。
睡眠の質を高める方法
睡眠は、単に体を休めるためだけでなく、肌の再生にとって非常に重要な時間です。成長ホルモンは、睡眠中に活発に分泌され、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンやエラスチンの生成に関与します。
質の良い睡眠は、肌のハリと弾力を維持し、たるみを予防するために大切です。睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が低下し、肌のターンオーバーが乱れ、たるみやシワなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。
質の良い睡眠をとるためには、規則正しい生活リズムを維持することが重要です。毎日同じ時間に寝起きし、睡眠時間を7時間程度確保するように心がけましょう。寝る直前にカフェインを摂取したり、パソコンやスマホを長時間操作したりすることは、睡眠の質を低下させるため、避けましょう。
寝る前にリラックスする時間を作ることも大切です。ぬるめのお風呂に入ったり、アロマを焚いたり、好きな音楽を聴いたりするなど、自分に合った方法でリラックスしましょう。
寝室の環境を整えることも重要です。部屋を暗く静かに保ち、快適な温度に設定することで、より深い睡眠を得ることができます。
たるみを改善|効果的な筋トレ方法3選
フェイスラインのたるみを改善するために、自宅で簡単にできる効果的な筋トレ方法は以下の3つです。
- 舌回し体操
- あいうえお体操
- 首ストレッチ
顔の筋肉を鍛えることで、肌を支える力を取り戻し、たるみを改善しましょう。
舌回し体操
口を閉じたまま、舌を歯茎に沿って大きく回します。右回り、左回りそれぞれ10回ずつ行いましょう。舌の筋肉を鍛えることで、顔全体の筋肉を刺激し、血行促進効果も期待できます。
あいうえお体操
「あ」「い」「う」「え」「お」と口を大きく動かします。それぞれの言葉をはっきり発音するように意識しましょう。口周りの筋肉を大きく動かすことで、表情筋を鍛え、たるみを予防・改善が期待できます。
首ストレッチ
首をゆっくりと左右に倒したり、後ろに反らしたりします。首や肩の筋肉を伸ばすことで、血行促進効果も期待できます。首や肩の凝りも、顔のたるみにつながるので、こまめなストレッチで筋肉をほぐすことが大切です。
毎日継続して行うことが大切です。隙間時間にも簡単にできるので、ぜひ習慣に取り入れてみてください。
専門家がおすすめする美容医療
セルフケアでなかなか改善しないフェイスラインのたるみは、 医療の力を借りることで、効果を実感しやすくなります。メスを使わない治療法もあるので、自分に合った方法を探してみましょう。
美容医療の効果
美容医療の魅力は、効果が実感しやすい点です。たるみ治療で使われる主な施術には、以下があります。
施術名 | メカニズム | 効果 | 施術時間 | ダウンタイムの目安 | 費用相場 |
フレンチショットU225 | 皮膚の最適層に有効成分を極細の注射器で均一に注入し、肌の再生を促す | ・肌のハリや弾力の改善、たるみ予防効果が期待できる
・若々しい印象を目指せる |
30分~1時間 | 数日程度 | 4〜30万円 |
ショートスレッドリフト | 極細の溶ける糸(ショートスレッド)を多数皮下に挿入し、コラーゲン生成を促進。肌を内側から引き締める | ・ナチュラルな引き締め・リフトアップ効果が期待できる
・肌質改善や毛穴の引き締め効果も期待できる |
30分~1時間 | 1~2週間 | 5〜7万円 |
ハイフ(HIFU) | 高密度焦点式超音波で、肌の深層に熱エネルギーを与え、コラーゲンの生成を促進 | ・肌の奥から引き締め効果あり
・ダウンタイムが短い |
30分~1時間 | 5~20万円 | 5~20万円 |
ボトックス注射 | 表情筋の動きを抑制するボトックスを注入し、筋肉の緊張を和らげる | エラ張りやシワの改善にも効果的 | 5~10分 | ほとんどなし | 3~10万円 |
いずれの施術も効果が高く、多くの方に選ばれている治療法ですが、効果やリスク、費用などはそれぞれ異なります。施術を受ける前に、医師としっかりと相談し、ご自身の希望や症状に合った治療法を選択しましょう。
当院では、フレンチショットU225やショートスレッドリフトを導入しています。「たるみをケアして、もっと自信を持ちたい」「短時間でスッキリとしたフェイスラインを手に入れたい」、そんな方にこそ、体験していただきたい施術です。
より詳しい施術方法については以下の記事をご覧いただくか、お気軽にご相談ください。
>>銀座アイグラッドのフレンチショットU225について
>>銀座アイグラッドのショートスレッドについて
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クリニックを探すコツ
美容医療を受けるにあたって、クリニック選びのコツは以下の3つです。
- 専門医のいるクリニックを選ぶ
- カウンセリングを重視する
- 口コミや評判も参考にする
日本美容外科学会や日本形成外科学会の専門医資格を持つ医師は、解剖学や美容医療に関する深い知識と技術を持っています。安心して治療を受けられるよう、医師の経歴や症例写真などを参考にしましょう。クリニックによって、治療方針や料金設定が異なります。
カウンセリングでは、自分の希望や不安なことを伝え、納得いくまで相談しましょう。実際にクリニックで治療を受けた方の口コミは、クリニック選びの参考になります。ただし、口コミはあくまでも個人の感想なので、参考程度にとどめましょう。
フェイスラインのたるみ改善に関するよくある質問
フェイスラインのたるみに関するよくある質問に回答します。たるみの原因や改善策、治療法などについてより深く理解し、自分に合った方法を見つけるためのご参考にしてください。
- フェイスラインのたるみはいつから始まりますか?
- 自宅ケアだけでたるみは改善しますか?
- 治療効果はどのくらい持続しますか?
フェイスラインのたるみはいつから始まりますか?
フェイスラインのたるみが始まる時期は、個人差が大きく、実は「いつから」と明確に線引きすることは難しいです。
しかし、多くの場合、20代後半から変化の兆候が現れ始め、30代、40代と進むにつれて、たるみが顕著になってくる方が多いです。肌の土台となるコラーゲンやエラスチンの産生が徐々に減少していくことが影響している可能性があります。たるみの原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合って起こります。
若い頃は表情筋がしっかりとしていて、肌の弾力も十分にあるため、多少の皮下脂肪の減少があっても、たるみは目立ちません。しかし、年齢を重ねるにつれて、少しずつ変化していくことで、たるみが顕著になってくる可能性があります。
20代でたるみが気になる方は、紫外線対策や保湿ケアなどのスキンケアを徹底し、生活習慣にも気を配りましょう。30代以降の方は、スキンケアに加えて、表情筋トレーニングや美容医療も検討も選択肢の一つとなる場合があります。
自宅ケアだけでたるみは改善しますか?
自宅ケアだけでたるみを改善できるかどうかは、たるみの程度や原因によって異なります。軽度のたるみや、むくみが原因でフェイスラインがぼやけている場合は、自宅ケアである程度の改善効果が期待できます。
しかし、加齢による肌の弾力の低下や、脂肪の過剰な蓄積、皮膚のたるみが顕著な場合は、自宅ケアだけでは十分な効果が得られない可能性があります。
自宅ケアでは不十分な場合、美容医療を検討してみるのも一つの方法です。美容医療にはさまざまな治療法があり、たるみの原因に直接アプローチすることでより効果的な改善が期待できます。
美容医療の治療効果はどのくらい持続しますか?
美容医療によるフェイスラインのたるみ治療の効果持続期間は、治療の種類や個々の状態、生活習慣によって大きく異なります。そのため、一概に「何か月」あるいは「何年」と断言することはできません。
糸によるリフトアップ治療は、使用される糸の種類にもよりますが、1年から数年効果が持続する場合もあります。糸が吸収されるまでの期間や、コラーゲン生成促進効果の持続時間によって、効果の持続期間は変化します。
外科手術によるリフトアップは、他の治療法と比較して、より長期的な効果が期待できますが、ダウンタイムや費用も大きくなります。
どの治療法を選択するかは、患者の皆さまのたるみの状態やご希望、ライフスタイルなどを考慮して決定されます。治療効果をより長く持続させるためには、治療後の適切なケアも重要です。医師の指示に従ってアフターケアをきちんと行い、日頃からたるみを予防する生活習慣を心掛けることで、治療効果を最大限に引き出し、より長く維持することができるでしょう。
まとめ
フェイスラインのたるみは、加齢による肌の弾力低下や表情筋の衰え、生活習慣の乱れが主な原因です。たるみを改善するには、原因に合わせた対策が必要となります。
- むくみタイプ:塩分・水分摂取の調整や十分な睡眠、冷え対策
- 脂肪タイプ:食生活の見直しと適度な運動
- 皮膚タイプ:保湿ケアや紫外線対策、バランスの良い食事や質の高い睡眠
顔の筋トレや生活習慣の改善も効果的です。セルフケアで改善しない場合は、美容医療も効果的です。美容医療の選択肢として、以下のようなものがあります。
- フレンチショットU225
- ショートスレッドリフト
- ハイフ(HIFU)
- ボトックス注射
当院では、フレンチショットU225やショートスレッドリフトなどをご用意しています。「自然美の追求」をコンセプトに、本来ご自身が持っている潜在的な機能や美しさを最大限に引き出せる治療法をご提案します。適切な対策と治療で、若々しい印象を取り戻しましょう。
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